「互いを尊重する」
エニグモのコーポレートバリューの1つです。
コーポレートサイトにも、
「自分の主義・主張を押し通すだけの柔軟性のない人は、エニグモには向いていません。
お互いを尊重するからこそ、多様な価値観が共存し、新しい価値を産み出す原動力となります。 」
と書いてあります。
また、ビジネスの世界だと、上司部下、先輩後輩、発注先・受注先など、様々な関係があり、
発注してるからエライとか、上司だか言うことを聞けとか、
そういう優位なポジションに甘んじて、相手への配慮や理解が軽んじられることも一般的にはあるでしょう。
これでは、よい関係がうまれるわけもなく、よいアウトプットもうまれることはないと思います。
手前味噌ですが、エニグモでは、「相手を尊重する」というカルチャーは
かなり浸透していて、社内の風通しのよさや、パートナー会社との関係、
ユーザーとの関係にも繋がっていると自負しています。
しかし、相手を尊重するというのが、
一人歩きして変なところで尊重しすぎて、議論が中途半端になってしまう
と感じる時もあります。
相手の意見を尊重することと、
相手の意見に反する自分の意見を言うことは全く違います。
それは諦めで、相手を議論できる一人前のビジネスマンと
認めていないことと同じで、リスペクトとは全く逆の概念です。
1ヶ月前社内のプチトークで少し話しましたが、
「天才! 成功する人々の法則」
という本に大韓航空機の墜落事故の印象的なエピソードがありました。
大韓航空機は、事故の発生率がダントツで高かったそうです。
墜落した飛行機のボイスレコーダーを調べてみると、
なんとも的を得ない機長と副機長の会話が録音されてました。
副機長が異変に気付いても、目上の人を敬う儒教文化の韓国は、
露骨な意志表示がはばかれ、機長に対して、
異常への「示唆」しかしなかったそうです。
明らかに危険な異常気象が見られるのに、
「25マイル先を通ったら厄介そうですね」とやんわりと示唆に留める。
飛行機が墜落するまで気を使うというのは信じられないけど、
これが原因で実際に多くの飛行機が墜落したそうです。
これは韓国だけでなく、東洋全体に多い傾向だそうで、
我々日本人も気をつけないといけません。
東洋は真意が伝わったか伝わらないかは、聞く側の責任と捉われがちです。
いわゆる汲み取る文化です。一方で西洋は伝える側の責任となるようです。
実際に、大韓航空は、コクピット内の会話を英語に統一したら、劇的に改善して、
事故率が平均よりも低くなったのです。
人間関係を重視する汲み取る文化は、美しい文化ですが、
ビジネスの場においては、危うい文化です。
ちゃんと伝えないと飛行機でさえ落ちて、尊い命がなくなってしまいます。
「示唆」で留める場面はよくあるのですが、
ビジネスにおいても、”飛行機が落ちる前”に、相手を真の意味で尊重し、
本音で話し合い、真意はちゃんと伝えきることが必要です。
そうして、これからも真の意味で「尊重する」というカルチャーを
大事にしていきたいと思います。
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株式会社エニグモ
共同代表取締役
(Co-CEO)
慶應義塾大学院 理工学研究科 計算機科学専攻 修士課程修了
2000年博報堂入社
2004年株式会社エニグモ設立。
2006年「第1回ウェブ2.0ビジネス大賞」受賞
2008年「Tech Venture 2008」受賞
2008年「DREAM GATE AWARD 2008 HP賞」受賞
2010年「IRONMAN WA FINISHER」
Copyright ©2007 ENIGMO Inc. All Rights Reserved.
COMMENT (2)
森 茂亜樹様
コメントありがとうございます
励みになります。頑張ります!
commented: suda 2009.09.15 火曜日
2009.09.15 火曜日
いつも楽しく読んでいます。
今回のブログ、とても感銘を受けました。
空気を読むとか、いろいろありますよね。
これからも楽しみにしています。
がんばってくださいね!!
commented: 森 茂亜樹 2009.09.09 水曜日
2009.09.09 水曜日