2014.07.30   Wednesday

2014.07.30   Wednesday

カルチャーこそが資産

採用や人事評価の時に
優秀な人とカルチャーにあった人と
どちらを評価すべきかという議論がわかれる命題がある。

もちろん優秀でカルチャーにあった人がベストだが、
その次をどちらにするかで判断が別れるため、会社の価値観を表す命題でもある。
今の時代だと、カルチャーにあった人と答える会社も多いと思う。

エニグモでもカルチャーにあった人と答えている。

が、命題の真意とずれるので、触れてないが、
カルチャーにあわせられない人は優秀ではないのではないか
ということも思っている。

アカデミックな世界や技術の世界だと違うのかもしれないが、
ビジネスの世界では、個人では生み出せない成果を、組織で生み出すことに
ダイナミズムがあり、組織の方向性を束ねるカルチャーは成果に直結すると思う。

だからこそ、優秀な人ほど、カルチャーにあわせなくては
その組織で、結果がでにくいことをわかっている。
なので、本当に優秀な人は、カルチャーにあわせることができると思っている。

人が会社の資産と言うが、さらに踏み込んで言うと、
カルチャーこそが会社の資産だと思っている。

以前、勤めていた会社で、トヨタ自動車と仕事をする機会が多かったが、
新卒の人でも、様々な部門の人でも、コスト意識が徹底していた。
見栄えを重視して黒地に白抜きの字で印刷した資料を、インクの無駄とたしなめられる。
例えコスト意識のない人でも、トヨタ自動車に入り、仕事をしていくうちに、
そのカルチャーに染まって行くのだと思う。

その結果、会社全体が筋肉質の会社となり、競争力や開発力がたゆまず向上してきているだと思う。
極論、人が入れ替わっても、カルチャーが残っていれば、強い組織になる。
それこそが会社の資産だと思う。

一方で、昔は輝いていた会社が、利益を優先するために、商品へのこだわりを失っていき、
カルチャーが変わり、競争力を失っていく例もある。
働いている人は変わらなくても、競争力は失われるのだ。
そして、最終的には、人も去り、全く違う会社になってしまう。

会社を束ねるカルチャーは明文化しづらく、日々の判断や行動など些細なところで、
気を抜くとあっという間に崩れていく。

もし多大な結果を出していて、その人が去ったら困るという場合でも、
その人に残ってもらうために、もしくは、そういう人を雇うために、
カルチャーを崩すような特別対応をすることはやめた方がよい。
長期的に見ると会社の強みが失われて行くはずである。

そんな思いを込めながら、
冒頭の命題に対して「エニグモでは、カルチャーが第一」と答えている。

、、といいつつ、そこまで深く考えずに答えているが。。

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2014.07.04   Friday

2014.07.04   Friday

バイヤーからパーソナルショッパーへ

本日、BUYMAサイトを全面リニューアルしました

デザインやUIが大幅に改善したこと。
「カテゴリ検索」「ブランド検索」に加え、色、柄、丈、素材等
さまざまな条件設定で検索できる「こだわり検索」が加わったことなど、
アピールポイントは沢山ありますが、大きな変化はコンセプトです。

これを機会にバイヤーからパーソナルショッパーと
出品者様のコンセプトを変えることにしました。

海外の高級デパートには多くのパーソナルショッパーが所属し、
一般的になりつつあります。

パーソナルショッパーとは色々な意味がありますが、
BUYMAでは、お客様に代わって商品を購入するだけでなく、
個々のセンスを生かして、購入者様のニーズに応じた細やかなサービスを提供する
ホスピタリティを持ったスペシャリスト、と考えております。

BUYMAを開始して、来年の2月で10年になります。
今まで,世界111カ国に6万人近いバイヤーがいるから、
海外ファッションアイテムについて、日本最大の品揃えが実現できました。

そんなBUYMAの最大の魅力は、「オンラインショッピングでありながら、
個人と個人がコミュニケーションを通じて、
疑問を解消したり、新たな商品と出会ったり、安心してお取引が出来ること」
だと考えています。

外から見ているとあまりわからないかもしれませんが、
これは、出品者様の「ホスピタリティ」溢れる顧客対応によって
支えられてきました。

今後も品揃えの拡充を行いながら、加えて、
決して機械ではできない、個々のセンスやホスピタリティ溢れた顧客対応に
スポットをあてて、そういった方にご活躍頂けるように思いを込めて、
コンセプトをバイヤーからパーソナルショッパーに変更しました。

NY、パリ、ミラノ、、、世界中に自分のパーソナルショッパーがいて、
安心して、自分にあったセンスのよいアイテムを買える。
そんな新しいショッピングスタイルをお楽しみください。

最後に、思う所を。

バイヤーという言葉を10年使い続けて来て、
当初バイマを作った時は、誰でもバイヤーになれるというコンセプトで、
「バイヤーって言葉を流行らせよう」「流行大賞を取ろうぜ」なんて意気込んでいました。

しかし、リリースした当初は、「バイヤーはプロの仕事だ、素人ができるわけない」と
業界の方からお叱りも受けました。
ですので、数年後、有名なセレクトショップのオーナーが
「バイマのバイヤーのセレクションは、リアリティがあって、プロも凌駕している」と
褒めて頂いた時は、非常に感慨深かったです。

たとえ、素人でも数が増えて、多くの商品が出品され、購入者から
リアリティあるフィードバックがあることで、ラインナップが磨かれて、
プロにも負けない品揃えになったことが、ある種、流通革命のようで、ワクワクしました。

流行語大賞とは行きませんでしたが、バイヤーという言葉の普及に
バイマも結構貢献したのではないかと密かに自負しています。
そんな思い入れのある言葉を変えるのは、後ろ髪をひかれる思いもありました。

しかし、BUYMAの進化のために、また大きな戦略の方向性として、変更させて頂きました。
ご迷惑をおかけする方、混乱される方、読みづらいよとおっしゃる方も、
いらっしゃるかもしれませんが、何卒ご理解頂けると幸いです。
どうぞ宜しくお願いします。


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2013.12.31   Tuesday

2013.12.31   Tuesday

2013年

大晦日。
久しぶりにまとまった時間ができて、TODOの積み残しも解消して、
ようやく振り返る時間ができた。こういう時間は久しぶり。

今年は、上場して最初の一年ということで
使えるリソースもステージも変わったために、
期初に新生エニグモとして3ヶ年計画を立てた。

エニグモは、BUYMA事業に一点集中で伸ばして行くが、
さらなる飛躍のための種も、きっちり仕込んで行かなくてはならない。

事業を展開する時に、パーチョキグーで考えている。
パーは事業を広げる時、チョキは広げた中から筋のいい物を選別する時、
グーは力を込めて集中する時。それを3ヶ年でやりきる。

今年は仕込みのパーの年。
成長した時に、BUYMA本体に相乗効果を発揮できる事業を多数仕込んだ。
アメリカ、韓国にてBUYMA事業を開始、
国内にてファッションフリマSTULIOを開始、
また、他言語電子書籍プラットフォームBUYMA BOOKSをプレオープンさせた。
それぞれ集中できるように、BOOKSを除いて、会社をわけることにした。

来年、様々な進捗を見極めて、筋がよい戦略に集中して成長を加速させる予定である。
個人的にはどの事業もいけると思っているが、
この中の1つでも立ち上がればBUYMAへの相乗効果を含めて、
エニグモは一段上の成長軌道に入ることができる。

肝心のBUYMAは、全ての輸入に関わる業態と同様、
円安の影響で楽な環境ではなかったが、数々の内部施策が奏功し、
前年同期を大幅に上回る経常利益(50%増)を達成し、
好調を維持することができた。

しばらく円安(100円〜120円)が続くと思うが、
急激な変動がなければ影響は少ないので、
ようやく外的環境に左右されずに事業展開ができる。

今年よかったことは、こういう環境下でも、
ブレイクスルーを生み出す体制とカルチャーができあがったこと。

企業の最大の強みは、カルチャーだと確信している。
よき人材を引き入れるのもよき人が育つのもカルチャー次第。
カルチャーがなくなれば、どんなに優秀な企業も二流に落ちる。
その点、今年のエニグモは一回り大きくなったと思う。

来年は、海外ファッションブランドが、どこよりもいい品揃えで、
どこよりも心地よく買えるサービスに進化させる。
今、爆発寸前のマグマが沸々とたぎっているのを感じる。
来年も頑張りましょう!


さて、プライベートは、南極トライアスロン&マラソンが大きなイベントだった。
南極は、想像以上に厳しい環境で、15分で失明する程の紫外線の強さ、
一緒に参加したランナーの指が10本とも凍傷になる寒さ、
一瞬で前が見えなくなるホワイトアウト。体感温度−50度。
この環境下のトライアスロンとマラソンは過酷そのものだけど、
南極生活も厳しかった。

南極では、少し高地のベースキャンプに泊まるのだが、
基本的にテント生活で、気温は外気と同じで、−20〜30度。
寝袋で過ごす時間が大半だが、朝起きると、全ての物が凍ってる。
コンタクトレンズも服もiPhoneも。iPhoneは凶器になるぐらい冷たい。
南極でiPhoneを素手で触ってはいけない(いないと思うけど)。

いつ起きても昼間で、生き物がいない、音がしない、
吹雪でほとんど白い空間しか見えず、時間や空間の感覚がなくなる。
たまに出る太陽や青空が心底嬉しい。

個人的な学びとしては、自分でどうにもできないことには気を揉まず、
(天候が悪かったらどうしようとか)、そこは委ねる。
そして、自分がコントロールできることに神経を集中させること。

晴れた時に見れる、絶景は最高に美しかった。

それでは、よいお年を!

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2013.10.04   Friday

2013.10.04   Friday

栗城さん

昨日は、YGLの朝食会で登山家の栗城さんにお話を聞かせてもらった。

いざ頂上に向けて、まさにテントを出る時に、
これからの訪れるであろう死ぬような苦しみが
頭をよぎり、怖くなる。
ただ、その苦しみはいつからか3つの特徴があるに気がついたそうだ。
1つ目は、苦しみには勝てないこと(戦っては駄目)
2つ目は、苦しみは逃げ切れないこと(目を逸らしても駄目)
3つ目は、苦しみは苦しみのままでは終らないこと。
(振り子のように大きければ大きいほど超えた時の喜びは大きくなる)

その結果、苦しみに感謝するしかないという悟ったそうだ。
実際、苦しいと思っていると、脳の酸素消費量が増加して、
体がキツくなり、命の影響を与えかねない。

無酸素でアタックする栗城さんだからこそ、
気がついた変化なのだと思う。

今は9本の指が凍傷にかかり、数本は取れかかっているのだが、
諦めずに再生医療の道を模索している。

来年には復帰を考えているということで、
ぜひ指が再生し、またチャレンジする勇姿を見せて欲しい。
今後の栗城さんにますます期待してます。

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2013.09.05   Thursday

2013.09.05   Thursday

3つの時間

一つの事を徹底的に深堀する時間、
会社や事業や組織について俯瞰して妄想する時間、
企画やトラブルに対してメンバーを集めて作戦会議する時間。

この3つが、従来では見えないことが見えてくる貴重な時間になってる。
忙しすぎると、こなしの仕事になって、この3つの時間が取れなくなってくる。
全員1日24時間しかないが、つくづく時間の価値は、使い方の質だなと思う。

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PROFILE

須田 将啓
株式会社エニグモ
代表取締役
最高経営責任者
BUYMA(バイマ)運営.
Facebook をメインに更新してます

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