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2010年05月 アーカイブ

2010年05月03日

REBIRTH OF ENIGMO

以前読んだ本。

Founders at Work:Stories of Startups' Early Days

Paypal, Six Apart, Flickrなどのベンチャー創業者20人ぐらい
のインタビューからなる本。

以前このブログでも紹介した
Once You're Lucky, Twice You're Good
になんとなく似ているが、個々のインタビュー形式なので
ストーリー性は無く、テイストとしてはより「資料」に近い。

で、この本の序文を「Y Combinator」というインキュベーション機能も
持つVCのパートナーであるPaul Grahamが書いているのだが、
最近この序文をなんとなく思い出した。

ベンチャー企業の創業一年目ほど生産性の高いものは無く、
ベンチャー企業が大企業のようになろうとするのではなく、
大企業がよりベンチャーっぽくなるべきだ、という内容。

ベンチャー企業の働きかたは、
世の中でいわゆる「生産性が高い」と思われている状況とは
真逆にありながら、実は一番生産性が高いと。

市販のスポーツカーを「早い」ように見せるためについている「飾り」。
実はこれらを全て取り除いたときのほうが早かったという
車雑誌の実験を例に出しているのだが、

生産性が高いとか、効率が良いとか、
そのように見せるための努力こそが企業の生産性を下げている。

なのに「プロフェッショナリズム」がどういものかという
既成概念についつい縛られてしまうのだと。

Y Combinatorでインキュベートしているベンチャー
のところに投資家が訪問したときも、
オフィスをきれいにしたり、ちゃんとした服装をしたり、
まともな時間に仕事をしているように見せたりしたが、

実際のところ、良いプログラミングは綺麗なオフィスで、
きちんとした服を来ながら、9時5時のような時間帯に
行われないのにであると。

でも多くの投資家も含め、普通の訪問者はそういうことを
理解できないし、自分たちもそういう既成概念についつい
縛られてしまうのだと。

もちろんこういう表面的な話をしているのではなく、
言おうとしていることはもっと深い。

そして序文はもっと良く書かれているが、
大体こういう内容である。

エニグモは現在「第三創業期」を迎えている。

もう一回エニグモという会社を生まれ変わらそうと思っている。

創業から6年経って得たものはもちろん多いが、
失われた面も多い。

エニグモという会社にとって、経営者という自分にとって、
何が大事なのか。

そういうものを取り戻し、より熱い、より強い、より勢いのある
会社にしようと考えている。

今月控えているオフィス移転やロゴを新しくすることにも
そういう気持が込められている。

そもそもエニグモという社名は、

まわりに理解されなくても自分たちの
ビジョンや信念や価値観を貫いて行くという意味を
込めてつけた社名である。

今こそその原点に戻る。

2010年05月10日

work like dancing


「ここ1、2年で入ってきた社員は禎さんが昔のように
働いている姿を見たことないと思いますよ。」

と、昔のエニグモを知っている社員に言われた。

確かに。

バイマにしても、プレスブログにしても、フィルモにしても
前は現場の仕事にどっぷり浸かってた。

サイトの画面遷移を考えたり、キャンペーンの企画詰めたり、
プレゼン資料作って営業したり、提携先と交渉したり、
それこそカスタマーサポートをやってたころもある。

だが、下に任せて行かないと組織として成長しないし、
任せたからにはなるべく首をつっこまないようにしてる。

会社が拡大するにつれて経営者としての業務も増える。

的確な経営判断を行えるように平日は社外の方との接点を増やし、
休日は資料を読み込んだり、会社の課題を分析したりする。

企業戦略や組織体制についての会議も増えるから、
益々現場社員との接点が減る。

しかも長期的に考えると海外市場への拡大は必須なので、
海外に行くことも増える。

改めて考えると、確かに自分が働いてる姿を知る社員は
少ないかもしれない。

でも、一番の要因は別にあると思ってる。

それは、そもそも「働いてる感」を出したくないから。

一人でできる仕事は一人のときにする。
週末にできる仕事は週末にする。

経営者は遊んでると思われるぐらいがちょうどいい。

エニグモという会社が成長し、世の中に貢献する。
経営者として結果を出すということは、そういうこと。

それができれば、例え働いてる姿を見せる機会が少なかろうが、
遊んでると思われようが、なんだっていい。

それがかっこいい働き方であり、

かっこいい生き方である。

2010年05月11日

philadelphia lawyer

英語のスラングでphiladelphia lawyer (フィラデルフィア ローヤー)
という表現がある。

法律にすごく詳しく、やり手の弁護士という意味もあるが、

スラング的な意味としては、
物事を必要以上に複雑にしたり、
狙いがあって意図的に話を変える人のことを指す。

社会に出て13年ぐらい経つが、
ビジネスの世界、こういう人は結構多い。
そしてこういう人と仕事すると無駄に疲れる。

でも意識すれば、案外すぐ見分けがつく。

なんか疲れるなあ、と思ったら案外相手が
単にphiladelphia lawyerだったりする。

分かったとしても、まあ結局は疲れるんだけど、
ある程度は対抗策が打てるし、相手の作戦にはまることを避けられる。

でも何よりも大事なのは、
自分がそうならないように反面教師にすることだと思う。

意図的にやるのがphiladelphia lawyerだけど、

狙い無く無意識にphiladelphia lawyerっぽいことにもなりやすい。

賢いと思われたいからとか、自分の存在価値を高めたいからとか、
気づいたら無駄に話を複雑にしたり、分かりにくくしたり、
余計な策略を考えたりする。

ということで、要はシンプルに、分かりやすく、誠実に、が大事。

新ロゴ

昨日からエニグモのロゴが新しくなりました。

このブログの上(ヘッダー)にある筆記体の「enigmo」がそれです。

勢い、柔軟性、そして自然体をイメージして
筆記体(cursive)にしました。

そして同時に、しっかりとした意思とぶれない志を持ち、
存在感を持った堂々とした会社を表現するために
文字を太くしました。

本質を大事にするという意味も含めて、
あえて色を使わず、黒と白を基本色にします。

そんなエニグモを今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

2010年05月15日

The Giving Tree

窓から見える木を見てたら、
子供のころに読んだ絵本を思い出した。

The Giving Tree

という名作。

色々感慨深い。

2010年05月18日

桜の木の寿命

桜の木の寿命は人間と同じぐらいだと思ってたが、
どうやら多くの種類は何百年も生きるらしい。

桜と言えば、
先日何年ぶりかぐらいにズブロッカというウォッカを飲んだ。

どことなく桜餅の味がするウォッカ。

大学時代良く飲んだ酒である。

「ズブロッカ」と「ストリチニア」。

あとは、焼酎の梅干割り。

もちろん、一番飲んでたのは生ビールの大ジョッキだけど。

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