1976年にテキサス大学で行われた研究がある。
大学のトイレに2種類の標識が設置された。
一つは、
「絶対に壁に落書きをするな」
もう一つは、
「壁に落書きをしないでください」
数週間後、
「絶対に壁に落書きをするな」の標識が設置された
壁のほうが格段に落書きが多かった。
心理学でこれをreactanceと言うらしい。
人間は何かを「するな」と言われると、
「選ぶ自由」を奪われる危機感や不快感を抱き、
その自由が奪われていないことを証明するために
逆にそれを「する」動機が発生するとのこと。
普通に考えると「まあ、そうだよね」と思えることだが、
これを感覚として理解しているかどうか、
そして意識してるかどうかで大きく変わってくると思う。
エニグモも会社である以上、社内規則がある。
個人的に窮屈な環境が嫌いな上に
会社としても自由と自立を提唱しているので
なるべく規則やルールは排除したいと思っている。
だが組織として効率的に機能するため、公平さを保つために、
(&もちろん上場するために)必要なものもある。
そして規則を整備していく中で、
窮屈と感じるかどうか、不愉快に感じるかどうかは、
伝え方や伝える際の配慮に影響されると思っている。
それを「ヒューマンスキル」と言うのかもしれないが、
スキルというよりは、結局は「気持ち」の問題だと思う。
あまり謙虚にしてると今度はなめられるから
難しいさじ加減かもしれないけど。
(そう考えるとやっぱり「スキル」だったりして)